母が小脳出血で倒れ、開頭手術でどうにか命を取り留めたものの、酷い後遺症が残ってしまいました。
●四肢麻痺の後遺症で、手足は思うように動かす事が出来ない。
●嚥下障害で、口から物を食べる事が出来ない。
●飲み込みができなくなって、鼻に管を通しての経管栄養。
●呼吸も自力でできなくなり、気管切開を余儀なくされ声を失いました。
そんな状態でしたが、希望は捨てず、全力でできる事、全てに取り組みました。
何とか、回復に向かっていた所、療養病院への転院を余儀なくされ、母のような重度の後遺症のある患者を受け入れてくれる所は1箇所しかなくて、その病院へ転院しました。

転院先の療養病院は、現状維持の病院で活気がなく予想通り、母の体調は悪くなるばかり。
そして、命綱の経管栄養の管が喉を上手く通らなくなってしまい、管の交換が困難になってしまいました。
「次回の管の交換が上手くいかなかったら、点滴で命を繋いでそのまま看取りになるでしょう。」という話を担当医から聞かされました。

命の危機にあった時、
何とかして母の命を救いたい!という思いで、ネット検索中に出会ったのが「読脳」でした。
声を失い、身体が動かない母のために
「母の脳の情報を読んで上手く対応してあげることができたら!」と思い、スクールに通い始めました。
療養病院生活で衰弱の一途をたどっている母を、なんとしても自宅に連れて帰って介護してあげたくて、読脳のスクールで、目標を脳に設定して、読脳を学び始めて3ヶ月目に目標を達成しました。

命がけで取り組んだ母の介護では、読脳のスクール、伊東先生のアドバイスをはじめ、スタッフやスクール生の方々の励ましや暖かい言葉をいただきながら、母の命が尽きるまで全力で取り組むことができました。

それと、常に恐怖と不安にまみれていた心が、いつの間にか母を支えるパワーに変換できていた事は自分でも驚きでした。
2年間の介護体験や情報、母のことを、このブログから発信していこうと思います。
皆さんのお役に立てていただければ嬉しく思います。